政治家は無理にブログをする必要はないと思う

埼玉4区とか5区から自民党公認で選出された議員のブログを見ると、政治家は無理にブログをする必要はないのではないかと思う。
たとえば、
http://www.hmacky.net/archives/2007/07/30/231757.html


今回の選挙結果で大きな特徴の一つは全国比例で最高の得票数を取ったのが民主党の一位で自治労の方だったこと。2位は情報労連の方であり、日教組の代表の方も上位当選だった。その他にも各労働組合の方がのきなみ当選した。他方自民党は、いわゆる特定団体の代表はJAの山田氏が上位当選したくらいで、現職の団体代表の方々がのみなみ落選した。
日本語が微妙におかしいのはさておき、比例区の個人票で最高の得票数を得たのは、実際は特定宗教団体の支持を受けた候補である。102万票あまりの票を得ている。以下、2〜5位まで特定宗教団体の支持を受けた候補で、6位が自治労の方、7位は舛添さん、8位がJAの山田氏である。そして、このブログの執筆者も先の衆院選では特定宗教団体が支持母体である政党の推薦を受けている。
なお、民主党は個人票の得票の割合が少ない。これは今回の選挙だけでなく、前からそういう傾向にある。個人票だけで言うと、民主党よりも自民党のほうが票数が多い。だから特定団体の支持は得ていない、というわけではないが、参考までに。
他もエントリには片山前参院幹事長など古い体質の政治家がある意味一掃されたのは良かったと書いてある一方、公明党の皆様には多大なご迷惑をおかけしたと書いてある。外野が片山さんが落ちたほうが自民党のためにはよかったと言うのはわかるけど、自民党の国会議員がそこまで言うかな。だけど、公明党には申し訳ないと言う。2000年の衆院選で当時幹事長だった野中広務氏が「公明には申し訳ないことをした」としきりに言っていたのを思い出した。自民党も当時と比べるとだいぶ変わったと思うが、そのあたりは変わらない。
こういうブログを見ていると、せいぜい写真とその日あったことだけを簡単に載せてくれればいいよ、と思ってしまうのだ。