戸の兄弟のまちめぐり

青森県岩手県には数字+「戸」という地名が点在しているが、「戸の兄弟のまち」ということで交流が行われているという。最近の市町村合併を経た後も、「戸」がついた市町村は全て残った。数年前からその八つのまちをまわるという企画を考えていたのだが、昨日、実現の運びになった。そのまちの代表地をどこにするか、という点であるが、駅や主要バス停という考え方もあるが、三戸駅が南部町にあるので、少し難易度が高くなるが、市役所、町村役場を代表地とした。ただし、七戸町は、旧天間林村域に町役場があるので、旧七戸町域にある七戸庁舎を代表地とした。
以下がその行程になる。前日に五戸で泊まったので、五戸からのスタートとなる。

二本目に乗ったバスは10分くらい遅れた上、高校生で混んでいた。高校生はすぐ降りていったが、遅れは解消されず、六戸での持ち時間が10分減ってたったの10分になってしまった。次のバスも遅れてくることは簡単に予想がつくが、遅れてくることを前提に行動するわけにはいかない。急いでバス停と役場を往復した。果たして、次のバスは15分程度遅れてきた。十和田市で余裕があったので、その遅れは吸収できたが。
あと、三戸での時間も少なく、バスは若干遅れたが、町役場がバス停のすぐ近くなのでさほど問題なかった。基本的に、駅、バス停の徒歩圏内にあるのは助かった。
一戸から九戸にあるバスは一日一本しかない。基本的に、そのバスに乗れるように全体の旅程を調整した。一戸から途中の来田までは運転本数は多いが、ここまでの道は細かった。来田は携帯電話も圏外になるところだった。そこから先はわりと道がよかった。
この企画をわざわざ平日に行ったのは、十和田縦貫鉄道バスが5月にダイヤが変わって、土日休日運休の便が大幅に増えてしまったのだ。そういうわけで、思い切って平日休んでこの企画にあてることにした。それにより、元から平日のみの運行の、五戸町役場を通るバスが使えるというメリットもあった。しかし、鉄道はともかくバスはこれからどんどん規模が縮小することは避けられなさそうで、こういうことはできるうちにしておかないと、と思う。