国民新党の所属議員まとめ
国民新党において所属議員間の対立の末に離党者がでる、という騒動があったばかりだが、国民新党が2005年に結党してからここまでの所属議員の増減についてまとめてみた。
2005年8月8日に衆議院が解散しているので、厳密にはここから衆院選が行われた9月11日までは衆議院議員は存在しないのだが、ここでは解散前に議員だった者を衆議院議員として扱っている。
こうしてみると、2007年までは選挙が行われても現状維持を保ち、2009年からは選挙のたびに議員を減らしているが、他党を離党した人を招き入れることで人数を保ってきていた。懐が深いというか、いい感じで緩い保守小政党という性格なので、他所の議員が入りやすかったというのもあるのだろう。そして、ここまで離党者はいるが円満離党であり、今回のように対立して離党するということはなかった。それが、ここまで国民新党を保ってこれた理由と言うべきだろうか。
しかし、国民新党を発展的に解消して他党と合併するという構想はここまで何度も持ち上がってきた。その構想の発想者が亀井静香元代表だったわけで、長い目で見れば、やるやると言ってきたことをここまでやらないでおいて、ここに来てようやくやろうとし出した、とも捉えられる。ただ、一緒にやろうとしている他の人の態度が冷淡というか、淡泊なように思える。実際どうなるのだろうか。