国民の生活が第一

新座市長選関連のエントリが続いたので取り上げていなかったが、小沢一郎民主党代表を中心としたグループが民主党を集団離党し、今月の11日に「国民の生活が第一」を結成した。
個人的には、このグループが袂を分かって別の党を結成したほうが、わかりやすくていいと思っていたので、ここまで引っ張ってはきたが、新党を結成したこと自体については評価したい。
国民の生活が第一」という名前がアレという声もあるが、選挙情報サイトを運営している身としては、略称を「生活」としたことで他と被っていないし、まあ別にいいかな、と。ただ、党名に助詞が二つも入っているのはどうなのかという気持ちもある。もっとも、将来的には(具体的に言えば衆院選前までには)新党きづなと一つになるだろうし、そのときに別の党名になるという見方もあるのだと思う。
参加メンバーを見ると、今まで小沢氏と行動を共にしていた人たちが入っていなかったりして、そのあたりの関係はどうなっているのか、よくわからない。当選一回の議員が多いとも思う。衆院選のことを考えると、自力で小選挙区で勝てる議員も数人程度ではないか。次の選挙後には大幅に議員数が減っていそうではある。あと、前の衆院選で比例下位で当選した議員は、次の選挙では小選挙区に転出することになるのかもしれない。
大阪維新の会と連携するという話もあるようだが、TPPで意見が異なるので難しいのではないか。また、国民の生活が第一に大阪選出の議員が多いので、大阪維新の会としても、大阪の選挙区を公明党みんなの党に譲るのはまだ許すにしても、これ以上は譲れないのではないだろうか。
結局、大阪維新が大々的に選挙に参加してくると仮定すると、民主・国民新/自民・公明/大阪維新・みんな・(公明)/生活・きづな・減税/共産/社民/幸福、くらいの対立軸ができるということか。