2007-11-14 司馬遼太郎「峠」 読書 読んだのはけっこう前のこと。上巻、中巻の密度に比べると下巻の密度が薄いように感じた。北越戦争がなんかあっけない。Wikipediaには丸谷才一が司馬遼太郎のことを「全体の五分の三あたりのところから雑になる」と評したと書かれているが、まさにそんな感じだ。まあ、つまらないかおもしろいかと聞かれればおもしろい。峠(上) (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/10/25メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 47回この商品を含むブログ (92件) を見る